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Performance / 夏の水分補給
たくさん飲んでいるのに、不調になる

たくさん飲んでいるのに、不調になる

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真夏のライド。最初は、問題ない。けれど一時間、二時間と走ってると体が火照ってくる。

飲んでも、渇く
火照りが出てくると、飲んでも飲んでも、喉が渇く。喉は渇くけど胃は、もう水分でちゃぷちゃぷ。これ以上は入らない状態になっている。
ボトルはまだ残っているのに、飲むのがつらい。喉は渇いているのに、胃はいっぱい。この二つがちぐはぐになってきたら、体の中で何かがずれ始めています。

水だけだと、薄まる
僕も何度も失敗してきました。頭が痛くなったこともある。胃が水分ばかりになって、食べるに食べられなくなったこともある。そうなるともうパフォーマンスどころの話ではありません。
経験して分かったのは、水だけを飲み続けると、体の中の塩分濃度が薄まるということ。汗で塩(ナトリウム)が出ていくのに、体に入れるのは水ばかり。すると血の中のナトリウムが薄まって、危険な低い濃度になることがある。低ナトリウム血症(EAH)と呼ばれる状態です。
たくさん飲んでいるのに不調になる。その理由は、足りないからではなく、体内の塩分が薄まっているから。

塩で、浸透圧を整える
僕は、ボトルを二本持ちます。一本は水。もう一本は、クエン酸入りのスポーツドリンク500mlに、塩を米粒で3〜4粒くらい入れたもの。
塩分を入れると、ぜんぜん違います。水分が胃にたまらなくなる。浸透圧が整って、飲んだものがちゃんと体に入っていく感覚があります。
どれくらい要るかは、その日の体調によっても食べた食事によっても違うため、経験していくなかで徐々に分かってきました。とくに暑熱順化のためにローラーを回していると、塩分が足りないと手がしびれてくる。塩分をとるとしびれはなくなる。そういう経験から、自分にどれくらいの塩が要るかが分かってきました。
目安にしているのは、ナトリウムで1回およそ110mg。標準的な濃さなら500mlに約250mg。汗で塩を多く失うタイプなら、1Lに500mg〜1gでも問題ありません。

4〜5時間の真夏ライドになると、飲まないといけない。でも飲むと胃が水分でいっぱいになって、次に食べても消化しない。この悪循環を断つのが、塩で浸透圧を整えること。水の量を気にする前に、塩をひとつまみ。

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