
「低圧のほうが、速い」は、どこまで本当か
1 min read
リムがワイドになって、推奨空気圧はどんどん下がりました。少し前まで7気圧入れていた人が、いまは5気圧、4気圧台で走っている。転がりも乗り心地もよくなる ── ただ、下げる方向にばかり目が向きがちなのが、気になっています。
下には、見えない底がある。
空気圧は、低いほど快適。でも低すぎると、大きな段差や荒れた路面で、タイヤが潰れきってリムが路面に当たります。
内圧で支えきれず、底をついた状態。リム打ちパンクや、最悪リムそのものの割れにつながる ── これが「下げすぎ」の正体です。
だから、割れたリムを見ると、まず空気圧を聞く。
店で割れたリムを見たとき、僕が最初に確かめるのは空気圧です。
次に体重、そのときの状況。低圧のまま重い荷重がかかって、硬い衝撃が一点に入った ── そういう条件が重なっていることが多い。
適正は、一つの数字じゃない。
体重、タイヤの太さ、路面、走り方で、ちょうどいい圧は変わります。
「みんなが下げているから」で合わせる数字ではありません。
軽くしたいなら、まず一段だけ下げて、底づきの気配がないか確かめる。そこから探っていくのが、安全です。