← Short Story
実際どうなの? / ブレーキ
「ブレーキがカクカク脈打つ」── ローターが壊れた、とは限りません

「ブレーキがカクカク脈打つ」── ローターが壊れた、とは限りません

1 min read

ディスクブレーキを握ると、スーッと一定ではなく「ガッ…ガッ…」と規則的に振動が伝わってくる。お客さんにも聞かれるし、僕自身も経験があります。

多くは、外からの要因。
熱でローターが振れることはあります。でも、自然に歪む程度では、振動や音までは出ません。
脈動が出るときは、保管中に何かが当たった、キズが入った ── そういう外からの要因で、ローターが少し変形していることが多い。

キズなら、直ることもある。
キズが入っているだけなら、ヤスリで均すと直る場合があります。
外的な要因で曲がった歪みは難しい。それでも、一応は修正を試みます。「脈動=即・新品交換」とは限りません。

走行中に出たら、握り方を変える。
ライド中は、その場で直せません。気をつけたいのは、脈動する側のブレーキを強く握らないこと。
脈動する箇所をパッドが通過する瞬間、ガッと急制動がかかっています。強く握ると、タイヤがロックしかねない。減速は反対側のブレーキで。脈動する側は、添える程度に。

もしガッガッと脈動がある場合は、慌てずに、ブレーキの握りに意識を向けてみてください。

ホイールを見る
すべてのショートを見る →